保守契約の必要性について

目次
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    ◆ホームページの保守サービスは必要か?

    まず初めに保守費用の前に「保守」が必要かについてお話したいと思います。
    結論から先に申し上げますと「ホームページは必ず管理が必要」と考えております。
    正しくは、「ワードプレスで作られたホームページ」とさせて頂きます。
    ワードプレスとはCMS(Contents Management System)の一種で、コーディングすることなく、ブログやホームページが作れるツールです。
    ノーコードで作れるためプログラム知識がない人でも簡単にホームページが作れるため、多くの人やWEB制作会社がワードプレスを使っています。
    ワードプレスはその利便性の高さから日本ではCMSで作られたホームページのシェア率が約80%と非常に高いシェアを誇っています。
    ワードプレスを使っていない制作会社もありますが、デザイナー、SE、プログラマーなど多くの人が製作にかかわるため、製作費は数十万円からとかなり高額になる傾向があるようです。
    これらのことからワードプレスでホームページを作ると、お客様にとって以下のメリットがあります。
    1)製作費用が抑えることができる
    2)デザイン性が良い
    3)予約システムやショッピング機能なども比較的簡単に構築できる
    4)お客様でサイトの更新が可能
    よって保守管理とは「ホームページの管理」ではなく「ワードプレスの管理」とも言えます。

    ◆ワードプレスの管理内容

    ワードプレスは大きく4つの仕組みで動作しています。
    1)ワードプレス本体・・・PHPというプログラム言語で動作しいる
    2)テーマ・・・デザインを定義する
    3)プラグイン・・・様々な機能を追加してくれるアプリのようなもの
    4)データベース・・・データを格納する器
    これらは全てソフトウェアなのでバージョンアップが必要になります。
    バージョンアップは機能追加であったり、不具合修正、セキュリティ上の脆弱性の修正などです。
    特にセキュリティ上の脆弱性に関するアップデートは非常に重要になります。

    ◆ホームページの保守管理項目

    1.ワードプレス自体のアップデート対応
    2.テーマ・プラグインのアップデート対応
    3.MySQL(データベース)のアップデート対応
    4.セキュリティリスクアセスメント 詳しくは「セキュリティ対策」参照
    5.データの日次バックアップ
    6.記事、画像の追加・編集作業
    7.SEO対策(アクセス状況の分析、定期的な上位表示の施策)
    8.メールアドレス取得
    9.電話・メールサポート
    10.サーバー・ドメイン更新代行

    ◆ホームページの保守管理はお客様で行うことは可能か?

    ワードプレスを使用している以上、先述の1,2,3のバージョンアップはセキュリティ上、非常に重要です。
    バージョンアップ作業自体は、ワードプレスの管理画面からワンクリックで実行することが可能ですので、お客様でも十分に可能と思われます。
    しかし各プラグインには「互換性」というものがあり、闇雲にバージョンアップをするとプラグインの競合が発生し、ホームページが正しく表示されなくなったり、最悪の場合画面が真っ白になることもあり得ます。
    WEB製作者であれば、過去に何度か経験する人も多いかと思います。
    よって制作者としては、いきなりバージョンアップするのではなくテスト環境でテストしてから行うのが慣用手段となっております。
    このことからもお客様がバージョンアップ作業することは、現実的ではないと思われます。
    更に保守管理項目は先述の4~10項目もありますので、お客様にかなりのご負担をおかけする事になってしまいます。

    ◆結論:保守費は必要か

    以上の事から、私どもとしては「ホームページの保守管理は必要」と考えております。
    「多少の知識もあるし、頑張れば自分でも出来るけど、時間がなくてなかなか出来ない・・・」ということも、きっとあると思います。
    全部をご自身でやるよりも、自分で出来ない事や、面倒なこと、時間がかかることは、他の人に任せた方が効率的です。
    しかしながら保守管理費用はランニングコストがかかりますので、私どもはお客様のご負担をなるべく抑えたいとの思いから、月額6,000円の低価格でご提供させていただいております。
    何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

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