「ECサイトを構築するにはいくら必要なんだろう?」と困っていませんか?
方法によっては10万円程度で済みますが、500万円以上必要な場合もあります。
今回は初めての経験で予算を知りたい方に向けて、ECサイト作成費用の目安と内訳を紹介します。
予算内でECサイト構築を成功させるために、最後まで読んでみてください。
目次
ToggleECサイト構築方法別の費用相場
ECサイトの作成費用は10万円から500万円と幅広く、規模や機能によって大きく異なります。
ここでは主な手法ごとに費用目安を説明します。
ASP
ASPはインターネットを通じてECサイトシステムを利用する形態です。
サーバー・セキュリティやバックアップなどの面倒な管理が不要で、比較的短期間でスタートできます。
費用はとてもリーズナブルで、初期費用は無料から数万円、月額利用料も数千円程度で済むでしょう。
なお、売上が発生した場合は2%〜15%の手数料が請求されます。
コストをできるだけ抑えたい中小企業、特に小規模なECサイトや初めてのECビジネスに向いています。
オープンソース
オープンソースとは無料で提供されているECシステムのことで、自社でインストール・カスタマイズできます。
オープンソース自体は無料であるため、主な費用はカスタマイズや開発にかかるコストです。
独自の機能を追加したい場合や中規模なECサイトにおすすめです。
ECパッケージ
ECパッケージには事前に機能が組み込まれており、比較的短期間でECサイトを構築可能です。
初期費用は500万円〜、月額利用料として数万円から数十万円が必要です。
サポート契約に応じて追加費用が発生することもあります。
中規模なECサイトやスピーディな立ち上げを求める場合に向いています。
クラウドEC
クラウドECはインターネット上に提供されるサービスを利用してECサイトを構築します。
ホスティングやセキュリティなどの管理面はプロバイダ(提供者)が担当し、最新の状態を保てるのがメリットです。
価格は機能によりますが、数十万円〜100万円が目安です。
ECサイトの管理(維持)を外部に委託したい場合に適しています。
フルスクラッチ
フルスクラッチではECサイトをゼロから構築します。
独自の機能やデザインを自由に追加できますが、開発に時間とリソースがかかります。
費用は他の手法に比べて高額で、500万円から1,000万円程度を用意しなければいけません。
ホスティングやセキュリティなどのランニングコストも必要で、月額でも数十万円必要な場合があります。
独自のブランドを持つ大企業やECサイトを他社と差別化したい場合に適しています。
ECサイト構築でかかる費用の内訳
ECサイト構築費用目安についてお伝えしましたが、実際にECサイトを開設するまでにはさまざまなコストが発生します。
ECサイトの構築でかかる費用の内訳を説明しますので、長期的な視野で予算を考えてみてください。
システム構築の初期費用
ECサイトの構築を制作会社に依頼する場合、プログラマーや開発者に報酬を支払います。
カスタム開発や機能追加が必要な場合には開発者の作業時間に応じた費用がかかります。
「発注後に追加費用を請求された」といったお金関連のトラブルには十分注意してください。
できるだけ正確な見積もりを出してもらうためにも、必要な機能や実現したいことなどを事前にまとめておきましょう。
システム利用料
ECプラットフォームやサービス提供者によって、システム利用料が発生します。
- 月額利用料
- 販売手数料
- 決済手数料
- 振り込み手数料
- 事務手数料
特にASPは誤解されがちですが、初期費用・基本料金が0円だからといって、完全無料という訳ではありません。
サービス内容や利用量に応じてシステム利用料が変動するため、契約プランをしっかり確認しましょう。
デザイン費用
ECサイトのデザイン・レイアウトはブランディングや使いやすさに重要な影響を与えます。
デザイナーに支払う費用に加えて、オリジナルイラスト・画像などの購入費用がかかるケースもあります。
サーバー利用料
オープンソースやフルスクラッチでは、ECサイトのデータやコンテンツを維持するためにサーバーを借ります。
サーバーの利用料やデータ転送料などが月額で発生します。
ドメイン取得料
ECサイトのドメイン名を取得する際には、初期費用として取得料がかかります。
ドメインの有効期限が切れる際には更新料も必要です。
まとめ
今回はECサイト作成に必要な費用について説明しました。
ECサイト構築には多くの費用がかかりますが、理解したうえで予算に合った方法を選びましょう。
できるだけ費用を抑えたいなら「らくらくショップ」がおすすめです。
初期費用や月額料金は無料、必要なのは売れたときの手数料のみなので、気軽にネットショップを開業できます。
さらに、ECサイト運営におけるバックエンド作業や商品の梱包・発送を手伝ってくれる「フルフィルメント」サービスもあります。
「らくらくショップ」を活用すれば、コストをおさえつつ、効率的なECビジネスを展開できるしょう。
興味のある方はぜひお問い合わせください。