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ToggleDNSレコードとは
DNS(Domain Name System)レコードとは、ドメイン名とIPアドレスの間の対応関係を記録するために使用されるデータベースのエントリーです。
DNSレコードは、ドメイン名をDNSクエリによって検索されたときに、DNSサーバーによって使用されます。
これにより、ドメイン名をIPアドレスに解決することができます。
DNSレコードには、Aレコード、MXレコード、CNAMEレコード、NSレコードなど、さまざまな種類があります。
Aレコードは、ドメイン名とIPv4アドレスの対応を定義し、MXレコードは、電子メールを送信するためのメールサーバーのアドレスを定義します。
CNAMEレコードは、ドメイン名を別のドメイン名に関連付けるために使用され、NSレコードは、ドメイン名に関連付けられた名前サーバーを定義します。
DNSレコードは、Webサイトのホスティング、電子メールの配信、VoIP通信など、インターネットの様々な用途に使用されます。
MXレコードの調べ方は?
MXレコードは、メールサーバーのアドレスを定義するDNSレコードの一種です。
MXレコードを調べるには、次の手順を実行できます。
- ターミナルまたはコマンドプロンプトを開きます。
- “nslookup -type=mx example.com”と入力します(example.comの部分に、調べたいドメイン名を入力してください)。
- Enterを押します。
これにより、指定したドメイン名に関連付けられたMXレコードが表示されます。
複数のMXレコードがある場合、優先度によって並べ替えられ、最も優先度の高いMXレコードが最初に表示されます。
通常、メールは最も優先度の高いMXレコードに送信されます。
もう一つの方法としては、オンラインのDNSルックアップツールを使用する方法があります。
DNSルックアップツールには、DNSレコードを調べるための便利なインターフェースが備わっており、複数のMXレコードを見つけることができます。
コマンドプロンプトでnslookupをMAC OSで実行する方法は?
Mac OSには、コマンドラインでDNSクエリを実行するためのTerminalアプリケーションが用意されています。
Terminalを開いて、次の手順を実行してnslookupを実行することができます。
- Launchpadを開き、”Terminal”を検索してTerminalアプリを起動します。
- Terminalウィンドウで、nslookupコマンドを入力します。
たとえば、example.comのMXレコードを調べる場合は、次のように入力します。
nslookup -type=mx example.com
このコマンドはexample.comのMXレコードを検索しその情報を表示します。
3.Enterを押すと、MXレコードの情報が表示されます。
Server: 192.168.1.1
Address: 192.168.1.1#53
Non-authoritative answer:
example.com mail exchanger = 0 mx.example.com.
Authoritative answers can be found from:
example.com nameserver = ns1.example.com.
example.com nameserver = ns2.example.com.
mx.example.com internet address = 192.0.2.1
この例では、example.comのMXレコードはmx.example.comであり、優先度は0です。
また、example.comの名前サーバーはns1.example.comとns2.example.comであることがわかります。
これで、Terminalを使用してMac OSでnslookupを実行することができます。